【市川町】市川町長に聞く! 〜町長が思う市川町の魅力とは…?〜

こんにちは!ヒョウゴジテンです!
市川町コラボ企画1本目の今回は初回から大物ゲストさんの登場です!
そのゲストさんとはなんと!
市川町 津田町長
今回は市川町の役場へ赴き、津田町長に市川町の魅力や未来の展望についてお話を伺いました!

Q. 町長が思う市川町の魅力とはどんなところでしょうか?
町長
都心から想像以上に近く、ゆっくりとしたスローライフを送りながら子育てをするのに最適な町です。
北東にそびえる笠形山(播磨富士)は町のシンボルです。その中腹にある笠形神社の標高は、奇しくも東京スカイツリーと同じ634m。
さらに、その神社のご神木が姫路城の「西心柱」として今も城を支えているという、誇るべき歴史があります。
また、市川町は「ゴルフアイアンヘッド発祥の地」でもあります。現在もプロ仕様のクラブが製造されており、町の基幹産業の一つです。
アクセスの良さも魅力で、姫路から30分という立地にもかかわらず、兵庫県下でトップクラスに土地が安い。
そのため、住宅地として非常にポテンシャルが高いと考えています。
まだ知名度は高くありませんが、昨年の幸福度ランキングでは関西エリアで2位、
兵庫県下では1位に輝きました。
この魅力を発信し、移住・定住に繋げる取り組みを始めたところです。

Q. 農業体験もさせていただきました。農業の魅力について教えてください。
町長
市川町には有機農業の先駆者がおり、その技術を学びに全国から研修生が集まります。「笠形オーガニックファーマーズ」では、夏にはトウモロコシなどが生産・販売されています。
有機農業は、農薬を使わない分、虫がつきやすく収穫量が減るなどの課題もあります。
しかし、「虫が食べるほど安全で美味しい野菜」という価値を消費者の皆様にご理解いただくことで、さらに発展していくと期待しています。
無農薬で安全な食を育む農業は、これからの時代の宝です。
Q. 観光面ではどのような取り組みをされていますか?
町長
現状では観光客はまだ少ないですが、魅力的な資源がたくさんあります。
農業体験はもちろん、姫路城を支えるご神木のストーリーや、天気が良ければ瀬戸内海まで見渡せる笠形山の絶景など、知られていない魅力がまだまだあります。
また、『七人の侍』や『羅生門』の脚本を手がけた橋本忍氏の出身地でもあり、文化センターには記念館も設置しています。
これらの歴史、自然、文化といった町の宝をしっかりとPRし、訪れる人を増やしていきたいと考えています。
Q. 町の方々の温かい人柄にも触れました。町長から見た「市川町の人」の魅力とは?
町長
スローライフが根付いているからか、町全体に穏やかで温かい雰囲気があります。
高齢者から子どもまで世代を超えた触れ合いが日常的にあり、知らない人同士でも挨拶を交わす光景が見られます。
町内の学校は小規模ですが、その分、子どもたちは皆仲が良く、のびのびと育っています。このような人と人との繋がりが、この町の大きな魅力です。
Q. 最後に、若い世代や子育て世代へのメッセージをお願いします。
町長
市川町は財政的に厳しい面もありますが、子育て支援には特に力を入れています。
その一環として、2023年4月から中学生の給食費無償化を断行しました。これは、若い世代の負担を少しでも軽くし、安心して子育てに集中してほしいという思いからです。
今後は、企業誘致を進めて働く場所を確保し、若い方々が地元で活躍できる環境を整えていきます。
また、宅地造成にも力を入れ、移住しやすい町づくりを進めます。
農業がもたらす「ゆったりとした暮らし」と、産業がもたらす「働く場の確保」を両立させ、誰もが幸せを実感できる町を目指しています。
ぜひ一度、市川町に足を運んで、その魅力を肌で感じてみてください。

「幸福度ナンバーワン」の背景にある、豊かな自然、温かい人々、そして未来を切り拓くための決断…
この町で始まる新たな物語に、ぜひ一度触れてみてはいかがでしょうか!
津田町長、ありがとうございました!